ギャラリートーク 2019-2020
話者紹介
2019年大学院入学。神奈川出身
首都大学卒業後2019年大学院入学。山梨出身
2020年大学院入学。京都出身
2020年大学院入学。神奈川出身
2020年大学院入学。中国出身
今日は、写真を見ながらみんなで去年1年を振り返りながらトークしていきたいと思うのでよろしくお願いします。
まずはこれ!
5月のまち歩きイベントですね。学生で分担して、街歩きのスポットを都市計画・まちづくりの情報を集めたパンフレットを作って街歩きにいきましたね
留学生も多くて国際色豊か
ルートは神田~秋葉原~新御茶ノ水~神保町って感じだったね
みなさん初の街歩きの感想はどうでした?
皆で調べた甲斐あって、行って、見て、
なるほどと思う場面が沢山ありました
行って納得、見て納得
このイベントで仲が深まった気がする、
とか言ってみる笑
坂は印象的でした
明治大学まわりの地形を体験するためにわざわざ階段を降りて登ってたもんな…
上らずにショートカットしている人も何名か…
遠山は外部の大学から入学してるけど、このころの研究室の印象はどんな感じ?
街歩きみたいなイベントで入念に下調べて、冊子を作って、というところに国大生の真面目さを感じて、刺激的だった
予定詰め込みすぎで時間ないのに、メイド喫茶楽しみたさに当日スケジュールを簡単に変えちゃうあたりは、よくわかんないけど(笑)
はい、では続きまして、こちらの写真いってみましょう
9月のゼミ旅行だね。これは宇都宮のリノベーション物件かな。地方のおもしろい取り組みを実際に見られたのはゼミ旅行だからこそだね。自分じゃなかなか行かないし。
それにしても色々行き過ぎたけどね、1泊2日で宇都宮・会津・喜多方をまわる超タイトスケジュール(笑)
うちの研究室の悪い癖が出ました
さっきの地域以外も寄りましたしね、横浜国大出身の建築家が設計した建物とか大谷石美術館とか。面白かったですけど。
喜多方のまち歩きも面白かったね
准教授の野原先生がかつて都市デザインで関わっていたということで、関係者の話もたくさん聞けたし。
喜多方ラーメンがおいしかったです
そして宿でのBBQ
ああいう一軒家民宿借りたのは初めてだったから楽しかったね。タイトスケジュール過ぎて次の日早いのがつらかったけど
いやー今振り返ってみると色々と詰め込みすぎた。反省してます…
M2の池田さんが焼いてくれた肉おいしかったです!もう一泊ぐらいしたかったですね
これは高山で行っているプロジェクトの写真ですね。どんな活動をしていたのですか?
歴史的町並みが残る街、高山の下町のこれからを考えるプロジェクトですね。野原先生が昔から関わっている街ということで、研究室としては3年間かけて取り組んできた企画です
去年はその3年目でした
市の関係者とか地元事業者の方、住民の方とも酒を飲み交わしながらお話したり、意見交換する機会もあったね
やはり住民から信用してもらうため、プロジェクトの意義を理解してもらうためにもコミュニケーションは不可欠でした
地域の人とのかかわりも深そうだね
現地を見るのは本当に大事だよね。ちなみに1年で何回ぐらい行ったの?
5回くらいかな、高山祭も見学に行きました
そんぐらいだね
右の写真の1枚1枚の提案は学生と地域の人で考えたのですか?
ヒアリングをもとに学生が提案をして、ワークショップで地域の方からフィードバックをうけて訂正しての繰り返しで苦労してやり遂げました
こうやって案を議論していたわけですね
そうそう、住民の方々に見せられる質に達しているかみんなが常に不安でした
忘年会兼クリスマス会もやりましたね
「年明けの修論卒論頑張ろう!」の決起会でもありましたね(笑)
元町にある古風な鶏料理屋さんでした
毎年恒例プレゼント交換もやりました
野原先生もご満悦な様子(笑)。プレゼント気に入ったようです
じゃあ最後はこの写真で。文君、濵君、中西君は今年、2019年に学部を卒業したということで
卒業しましたね
卒論も無事(?)書き終えて。ひとつのテーマに沿って研究するというのは初めてだったと思いますがどうでしたか?
1年かけて自分が興味を持った1つのテーマに取り組むのは初めてで、良い経験になりました
対象地を大阪にしたのでヒアリングの度に大阪に出たし、高山PJで何度か高山に行ったので大変な1年でした
自分の興味関心から逸れずにまっすぐ研究を進める難しさを痛感しました
ちなみに濱はどんなことを卒論テーマにしていたの?
どんな調査をしたの?
自分は弘明寺商店街を対象に店舗での交流と商売の実態を調査しました。一般的に衰退している商店街を交流面と商売面でどう盛り上げていくのか大事だと思ったので。
アンケート内容とかで先生方から色々と厳しい指導がされそうだね笑
個人店舗を一軒一軒訪ねてアンケート調査を行いました。商売でお忙しい中多くの店舗から協力を頂けました。
対象地や研究テーマはどんな風に絞っていったの?
うちの研究室はなんでも研究していいという風潮があるから
答えやすくて、かつ研究にとって意味のある回答が抽出されるように、と高見沢先生にも指導されました
自分の場合は、4年間住んだ弘明寺への愛着はどこから来たのか考えた時に商店街の存在が大きいことに気づき、地元の人たちだったらなおさらだろうと考え、さらに商店街の何が魅力か考えた時に、買い物プラス交流だと思って、テーマ設定に至りました。
去年から研究室に来られた尹先生にもお世話になってたよね
テーマ設定は自由ですが、これからの都市にそれがなぜ重要なのか、研究する意義は何なのか、と高見沢先生から言われたことを覚えています
3年生のUE演習から面識があり相談がしやすかった尹先生にも今のM1はかなりお世話になりました。
外部から来た遠山はM1から勉強する分野もだいぶ変わったと思うんだけど、どうでしょう?
尹先生には卒論の最終局面で個別相談してもらっていました
今は学部で培った歴史の専門性も合わせて都市を考えたいなと思っています。M1時代はスタジオ、講義、プロジェクトと都市計画についてたくさん吸収し、成長できたと思うので研究という集大成、頑張りたいですね